Heartship Myanmar Japan Myanmar Now ミャンマーは今 Report from Myanmar ミャンマーの悲惨な現状について

Report from Myanmar ミャンマーの悲惨な現状について

A detailed report about the harsh reality reported on NHK WORLD-JAPAN.

NHK WORLD-JAPANでミャンマーの悲惨の現状が報道されました。英語ですが、映像だけでも普通の生活を奪われてしまった市民の様子がわかります。

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Myanmar Soldiers Defect to Join Resistance ミャンマー国軍から脱走する兵士たちMyanmar Soldiers Defect to Join Resistance ミャンマー国軍から脱走する兵士たち

今回はフランスのメディアの記事を紹介します。以下、日本語訳です。Let us share an article from the French media, FRANCE24. ***************************** 「人々を守るために入隊したのに」 ミャンマー国軍から、推定2000人の兵士が亡命しているという。35万人の兵士が残っているとはいえ、脱走者が出れば軍部の支配力が弱まる可能性がある。 元ミャンマー国軍の兵士Yey Int Thweさん(*仮名)は、7月25日を「すべてが変わった」日として記憶している。30歳の彼は、10人ほどの兵士のグループの一員として、ミャンマーの首都ヤンゴン南東部の家に押し入っていた。彼らの任務は、ミャンマー国軍(Tatmadawタツマダ)の一員として、2月1日の軍事クーデターに対する抗議行動を組織したと疑われる人々を逮捕すること。そこでThweさんは、武装して手錠をかけられた自分のいとこと対面したのである。 「ショックでした。子供の頃から一緒に過ごしてきたのに、突然、彼と戦い、彼を逮捕することになったのです。彼が自分の意見を表明したから、というそれだけの理由で。」と、元兵士Thweさんはフランス24に語った。「軍隊を辞めなければならないと思った瞬間でした。」 その夜、彼は兵舎に戻り、脱走計画を練り始め、それから5ヵ月後の現在、ミャンマーとタイの国境近くのジャングルに身を隠して暮らしている。 「人々を守るために軍に入ったのに」 国家統一政府(NUG)によると、ミン・アウン・フラインが主導した2月のクーデター以降、2,000人の兵士が軍から離脱し、野党に合流していると言う。 ヒューマン・ライツ・ウォッチ、アジア部門副部長フィル・ロバートソンは、フランス24に対し、「ミャンマーでは、今ほどTatmadawタツマダ(*ミャンマー国軍の公式名)が嫌われていることはない」と語った。毎年、軍隊のメンバーは生活や労働条件に不満を持って離反している。しかし、今回は道徳的な理由が加わっている。兵士たちはもう政権を支持したくないのだという。 離反者の多くは、内戦状態のミャンマーで自国の人々に武器を向けることを拒否することが動機となっている。地元の活動家グループ「政治犯のための支援行動」(AAPP)によると、2月以降、国軍によって1,300人の民間人が殺害された。国連委員会は、軍によって行われた「人道に対する罪または戦争犯罪に相当する可能性のある違反」の証拠を発見している。 「2015年、私はアウンサンスーチー氏が民主的に選出された選挙で、投票所の安全を守るための警備にあたっていました。それが2021年には、軍が彼女を守る人たちを撃っています。軍隊が人を殺すのは我慢できません」と、Kaung Htet Aungさん(*仮名)はFRANCE 24のインタビューに答えた。そして「私はミャンマーの人々を守るために軍に入隊したのであって、彼らと戦うためではない 」と付け加えた。 9年間の軍曹生活を経て、29歳のとき、彼もまた国軍を離れ、市民的不服従運動に参加した。それは大きなリスクを伴うものだった。「兵士には職を辞める権利はなく、一生の仕事です。脱走した場合、懲役刑以上の刑罰が科せられる。それから、愛する人への報復のリスクもあります。」 「終わらせるには武力しかない」 退役への道は、危険に満ちていた。5月6日、軍の基地を脱出したが、数時間後にはバイク乗車中に負傷し、捕まってしまったのだ。罰として3カ月間の軍事刑務所に入れられた。8月、政権は彼に2度目のチャンスを与え、以前の軍の仕事に戻ることを提案したが、彼は再び逃げ出した。

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