Rice donation postponed due to unrest in Yangon ヤンゴンで事件勃発により米配布が延期


写真:銃撃事件後、運行中止となっているダラ地区へのフェリー PhotoCredit@RFA

Our plan for the next rice donation on June 12 had to be postponed because there was a shooting in Dalah, an area in Yangon where many people live in poverty and where we have been conducting donations.

6月12日に予定していた米配布は、配布を実施しているヤンゴンのダラ地区で銃撃があったため、延期せざるを得ませんでした。

Nearly 17 months has passed since the military coup in February 2021, where the leaders including Aung San Suu Kyi and the president were arrested and detained. Since then, many civilians have been arrested, some tortured and others killed. After many peaceful protests were met by brutal crackdown by the military, some citizens are rising up and fighting back such as the PDF, the People’s Defense Force.

2021年2月の軍事クーデターで、アウンサンスーチーや大統領を含む指導者が逮捕・拘束されてから17カ月近くが経過しました。それ以来、多くの民間人が逮捕され、ある者は拷問され、ある者は殺されています。平和的なデモ活動が次々と軍による残忍な弾圧を受けたことで、一部の市民は立ち上がり、人民防衛軍(PDF)として反撃しています。

Recently in Yangon, there have been several shootings and bombings, mostly carried out by the PDF. They have been attacking the armed representatives of the military junta such as police stations. They also attack Dalans, who are informants to the military. That is what happened in Dalah on June 10. One of the ward administrators in Dalah who was a Dalan was shot dead while he was riding a motorcycle.   

この流れで、ヤンゴン市内でもPDFによる銃撃や爆弾事件が起きています。警察署など軍事政権の武装組織への攻撃のほか、ダラン (Dalan)と呼ばれる軍への情報提供者が標的となっており、6月10日にダラ地区で起きた銃撃はダランとされる行政官のひとりが、バイクに乗っていたところを射殺されるというものでした。

Luckily, our partners in Yangon have not been hurt, but life in Myanmar is currently unsafe for everyone and people living in the poor districts of Dalah need help more than ever. We hope to conduct the next rice donation as soon as possible, when the roads to Dalah are safe.

幸いヤンゴンのパートナーNPOメンバーに被害はありませんが、現在ミャンマーでの生活は誰にとっても安全ではなく、貧困地区に住む人々はこれまで以上に支援を必要としています。ダラへの行き来が安全と確認され次第、次の米配布を実施したいと考えています。

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